注文住宅の和室仏壇の引戸を折戸に改修した造作設計
川崎市の新築注文住宅で、和室仏壇に「ひな壇」を設置するご相談をいただいた後、仏壇のふた扉を引戸から折戸に取替えて欲しいとご相談がありました。
既存は開口の引戸が仏壇の幅に対して半分しか開かないので、仏壇前面を全開する方式に作り替えて欲しいというご依頼をいただきました。
既存仏壇にひな壇を追加設置
当初の仏壇は、壁に埋め込まれた幅も奥行きも大きな平らな台だけの押入のような状態でした。
そこで仏壇の内部に 位牌や仏具をよく見えるように並べるために、ひな壇を追加製作しました。
ひな壇は仏壇の全幅になるようにしました。ひな壇を設置すると複数の位牌や仏具が置けることが出来ました。
両引き戸を開き戸に交換
仏壇は表面を両引き戸でふたがされています。
戸が両側に引かれる引き戸は、内側は全幅の半分しか見えません。お客様は改めて戸が全開する形態にされたいとご希望されました。
そこで今ある両引き戸を全開する仕組みにすることになりました。
今ある両引き戸を加工することにして、左右に動く上下の枠に掛かる部分を削り取り、引き戸から開き戸にすることにしました。
左右それぞれ二枚づつを加工して、蝶番金物でつないで、折り戸になりましたた。さらに開けたときの戸は、内側に回転させて収めるようにしました。