家の建替えに必要な敷地測量図

東京の文京区の住宅地にお住まいの方から、家の建替えのご相談をいただきました。

土地と道路は2メートル以上接道していましたが、接する道路の幅は4メートルにする後退はなされていませんでした。そこで、細街路(狭あい道路)協議申請が行われました。

この申請には、敷地の形を表す測量図 (現況測量図)が必要になります。家の建替え設計や確認申請においても必要になるものです。

土地の形が定まることで、さまざまな内容が定まります。

  • 敷地の面積
  • 家の形、面積(建ぺい率)(容積率)
  • 家の高さの制限

つまり、この敷地測量図 (現況測量図)がないと、建物の設計・申請・工事は行えないということです。

この敷地測量図 (現況測量図)の面積や形は、法務局が発行する公図や登記簿とは異なりますので注意が必要です。

 

著者情報

北島 俊嗣北島 俊嗣

北島 俊嗣 きたじま としつぐ

株式会社北島建築設計事務所

お客様の貴重な財産である土地や建物を第一に守り、 より美しくデザイン性の高い豊かな建築環境を実現しています。

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