住宅密集地に建つ狭小住宅の視線を合わせない高窓

東京駒込の住宅密集地に建つ住宅の建替えで、その間取りプランは、2階にLDK、1階に寝室個室を配置して、リビングへの日差しの明るさを確保しました。

視線を合わさない窓

隣接する周囲の住宅の窓からの視線と合わないようにするために、1階個室寝室の窓を上部天井際に設置しました。

床に立った状態から外部を見渡す高さに窓を取り付けると、周囲住宅の窓からの視線と合致してしまいます。すると視線を気なして窓を閉めて、カーテンで覆って塞いでしまうことになります。

窓を塞いでしまっては窓を設ける効果がなくなってしまいます。

そこで、1階個室寝室の窓は、天井際高さまで上げた位置に、手前から外に開く形状で、雨降りの時でも窓自体が庇になって開けられるものにしました。

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◆東京本駒込のロフト付木造2階建て住宅

 

著者情報

北島 俊嗣北島 俊嗣

北島 俊嗣 きたじま としつぐ

株式会社北島建築設計事務所

お客様の貴重な財産である土地や建物を第一に守り、 より美しくデザイン性の高い豊かな建築環境を実現しています。

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