内科クリニック面格子引戸出入り口@大磯

大磯の代替わりの内科循環器科医院「脇内科医院」様から建物建替えのご相談をいただきました。

クリニックの間取りプランの検討が進むと同時に建物外観の検討も進みました。

クリニックの出入口は、初めて来院する方でも「入口」が自然に認識できるように検討されました。

出入口は外壁面の区分けされたひとつで、大きく開けられた口で、入るとアプローチスロープが始まります。

診療中と休診中とを区別して管理するために、格子戸が付けられました。格子は上部の格子に連なっていて、休診中は格子が閉じられています。診療が始まると格子は引かれてアプローチスロープが現れます。

 ▶︎▶︎ 関連解説記事「内科医院の出入口を表す面格子と格子引き戸」

格子戸が引かれて大きな開口となることで、クリニックに自然に進むアプローチにつながる設えになれました。

著者情報

北島 俊嗣北島 俊嗣

北島 俊嗣 きたじま としつぐ

株式会社北島建築設計事務所

お客様の貴重な財産である土地や建物を第一に守り、 より美しくデザイン性の高い豊かな建築環境を実現しています。

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